デジタル戦略室などの場所を組織内につくりデジタルに精通した人材を確保してDX(デジタルトランスフォメーション)推進の号令がけをした後に、どのように推進して何をゴールにすれば良いのか困ってしまう企業が多く存在します。
まず「営業DXできた」というありたい姿のゴールは、経営戦略・ビジネスモデル・業界業種・組織体制などによって各社で違いますが、汎用的なゴール設定やマイルストンが存在します。
営業DXプロセスでは「営業戦略 × ソリューション開発 × 組織開発 × 人材開発」の4つの観点が骨子になります。全体ではデジタル組織のケイパビリティ化に向けて「ビジネスモデル変革 → 営業DXプロセス実行 → 顧客価値向上」の流れを構築していきます。
ご支援させていただく際は、下図のような詳細マイルストンを検討し対応します。
DXの組織開発の中で意識改革も重要なことですが、営業トップ層のデジタル売上貢献度など見える形で小さな成功体験をつくることがKSFであったりします。そのような実践的なノウハウもご提供します。
「デジタル」の取り扱いは、アクション全体最適化による推進加速や現場ハレーション抑止などの意識改革のため、組織の「当たり前」として対応する必要があります。
初期フェーズでデジタル推進チームをプロジェクトとして立ち上げた後は、デジタル人材配置および連携の工夫をする必要があります。
・営業DXを具体的にどう推進していけば良いかわからない
・営業の方法だけではなく組織開発も含めてDXしたい
・紙/アナログに依存したビジネスモデルから脱却した営業DXを構築したい
・営業DXに最適化したKGIKPI設計を構築したい
・営業組織とマーケティング組織を合わせてデジタルソリューションを構築したい
営業DXに関するコンサルティングをしていく中でよくあるケースは、DX以前に営業企画/営業推進に関する課題があり、その改善もセットで行う必要が生じることです。
「モニタリングKPI」だけ眺めて指摘しても、それだけではKGIの数字は上がりません。「モニタリングKPI」とは別に「アクションKPI」のKSFを分析することが重要です。また失注分析やセグメント分析が正しく実施されていないケースも多くあります。
DXをしていく中でビジョンの定量化や浸透は必要なアクションですが、ビジョンとマイルストンのストーリーがシンプルで明確ではないため、戦略骨子が現場に伝わっていないことがよくあります。リモートワークの組織開発においても重要な要素です。
BtoB営業において特に無形商材は、提案の質(事業戦略との整合性など)・顧客の期待把握・ソリューションの効果・予算把握が関係してくるので、汎用的なセールススキルや商品ロープレをしても受注に結びつきくく、営業マネジメントが重要になります。
顧客の検討フェーズ・費用対効果・サービスの成長フェーズなどにより、BtoBにおける施策優先度はある程度ロジックが確立しています。またCOVID-19以降はオンラインのリーチ・獲得を中心にカスタマージャーニー設計をする必要があります。
ソリューション/商品開発は通常の営業提案の組み立てとは別もので、新規事業開発のノウハウが必要であることを理解しなければなりません。ビジネスモデル構築〜検証〜改善のフローを実行できる人材をアサインすることが必要です。
SFA(営業支援)やBIツールを利用して、予実やKPIの現状把握や顧客分析をすることが多くなってきていますが、そもそも顧客セグメント仕分け(決済者把握、デジタル予算把握、売上成長率などによる優先度づけ)ができていないケースが見られます。
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実践メソッドに基づいた営業DX推進支援
プロジェクトの基本的なフローとなります。通常6ヶ月~1年間の単位で、営業DX推進をご支援しています。詳細はお問い合わせよりご確認ください。